ヨネダ メガネ 一度もマレーシアに行ったことがないのに移住する男。自称投資家のほぼ無職人間。 移住関係、投資関係、特に仮想通貨に興味津々です。詳しいプロフィールはこちらから。

経験者が語る、マーチンゲールトレードをおすすめできない理由

FXでのマーチンゲール手法というナンピントレードは運が悪くない限りいい成績を残しやすい方法ですが、安易にマネしてほしくないので大失敗した経験者が教訓を語ります。

私がしていた手法

凄くシンプルな手法で、短期的に大きく動いたら逆張り、プラスになったら即決済。プラスにならなかったらナンピンしてプラスになったら決済、を繰り返すものです。さらに、ナンピンはマーチンゲールという倍のロットにしていく手法です。

tradingview chart NFP

このチャートはある雇用統計時の5分足で、一番大きなローソク足の上下の価格差は約90ピップスです。この時に上がったらショート、下がったらロングするという感じです。

エントリーしたところから逆行したらナンピンしますが、明確な「数値化」されたルール決めはしません。経験からの勘頼りです。

私がやめた理由

やめた理由は単純に、勝てなかったからです。勝てないのは主に自分が原因なのですが、人にも絶対におすすめしたくない手法です。

短期的に勝つのは簡単

ナンピンをしないにしても、勝率が9割を超えるスキャルピングは短期的に利益を出すのは簡単です。でもFXはどれだけ勝率が高くても意味はなく、最終的に損をすれば負けなんです。

コツコツドカンの典型

極端な話、ある年の1月から取引を続けて1年間ずっと負け続けたとします。12月、奇跡的に大勝ちしてその年をプラス収支で終わることができた…勝率は低くても全く問題ありませんよね。

逆に3年、4年勝ち続けても、一気に利益を吹き飛ばしては意味が無いんです。

破産するリスクを抱えていることに長年気づかない、これがナンピンスキャの恐ろしいところです。

相場を読む能力

このシンプルな逆張り手法は、瞬間的な値動きは瞬間的に反転しやすいという相場の特性を狙った手法です。単純に「大きく動いて」、「反転しやすそう」なところからエントリーするというものです。

これは相場に張り付いて身に付ける必要がある能力で、人から教わってすぐにできるものではありません。相場に慣れて、「ここはヤバイ」、「損切りしよう」などの判断ができるわけです。

初心者でも一時的に勝てることは多いですが、これは間違いなく高等テクニックです。私も相場に長期間しがみついて、やっと1年間という期間でプラスに終えることができるようになりました。それでも最後は破綻しました。

結局、有利な価格でポジションを取る技術は身についたけど、決済が下手だったということですね。

利食いと損切りを明確にした方がいい

投資手法はたくさんありますが、株のように買って十年寝かせる覚悟がないなら損切りは絶対にするべきです。私は今ビットコインを買っていますが、ビットコインに利用価値があるかぎり、価格変動による損切りという概念はありません。

けど、FXの商品に持ち続ける価値はないのでスパっと損切りするのは大事です。ナンピンスキャなんて1回の利益が数百円とかなのに、損をするときは数十万円という世界ですから。

拘束時間とメンタル。

この手法は基本的に画面の前から離れません。スキャルピングなので利益が出る一瞬を逃すわけにはいかないからです。

しかし利確は早いのに損切りは遅い手法なので、長引けば長引くほど疲れます。ホールドしている最中は損失が出ているのでメンタルにもダメージが大きいです。

最近、似たような手法をまた試してみたんですが本当に疲れました…利確と損切りを明確にしてエントリーしたら基本的に放置、せめて1時間くらいは保有するといった感じにするとストレスフリーです。そもそも相場に張り付けるだけの時間がないとダメですから。

損切りに慣れない

高勝率手法に頼ると、損切りを極端に恐れるようになります。損切り判断も立派なテクニックですし、必須です。それをしないというのはやはりいいことではありません。

損切りに慣れていないから決断ができず、いざという時損切りできずに終わるということです。

指標トレードになりがち

大きく動いた時にエントリーするというは、米国雇用統計発表時はもちろん指標発表時にトレードするのがメインになります。指標がないときは意外とFXの相場は静かです。

しかし私は、指標時にトレードをするべきではないというスタンスです。相場全体から見ると指標時の値動きなんてごく一部で、それ以外の普通の相場状況で利益を出せるほうが絶対に得ですよ。

ごく一部の天才を真似してはいけない

スキャルピングでも指標トレードでも、継続的に利益を出している専業トレーダーも存在するでしょう。しかし専業という時点でプロです。簡単に真似できるものではありませんよ。

私は投資で利益を出したいと思い勉強していますが、投資専業にはなりたいと思わないです。絶対に仕事で稼ぐほうが楽だし、兼業の方がメンタルに余裕が出るからです。

多くの方はサラリーマンであったり、仕事が別にあると思います。そういった方は専業トレーダーの真似ではなく素直に自分ができることをするべきです。

失敗から学んだこと

  • ナンピンはしない(有利な価格を掴める訓練をしろ)
  • 利確と損切りに最初から明確なルールを決める(ルール決め)

私が最近行っているトレードはこんな感じです。

  1. テクニカル指標でサインが出たらエントリー
  2. そのサインの予想が外れるところで損切り注文を出しておく
  3. 損切りに対して十分なリターンがあるところで利確注文を出しておく
  4. リターンが不十分ならサインは無視

シンプルですがこのようにトレードのルールを決めることが重要で、可能な限り裁量判断をなくすように心がけています。特にエントリータイミングと利確・損切り場所を裁量判断しないので楽チンです。

あとはその判断基準にプラスの期待値があるかを検証するのも必要です。

自動売買だけでなく、将棋や囲碁などのゲームでも、AIが人より優れている部分はルールを破らない・メンタルに左右されないという点です。ルール作りはもちろん、できるだけルールに従えるメンタル作りが大切です。

海外FXユーザーは、ボーナスやスプレッドの広さなどの問題で特にこの手法とは相性が悪いです。ナンピンスキャはやめたほうがいいんじゃな〜い?というお話でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。