cTraderの機能や特徴を初心者向けに解説

裁量取引、特にスキャルピングにおすすめのcTraderは、MT4や他の取引ソフトウェアと比較してどのような利点があるのかを紹介します。

このページでは機能や特徴の紹介だけなので、使い方についてはこちらのページをどうぞ。

cTraderの使い方を画像付きで解説

日本語対応

cTraderの日本語化はもちろんのこと、公式のマニュアルも日本語で用意されています。

cTraderはDMA, NDD, STP

DMAはダイレクトマーケットアクセスの略で、トレーダーは直接市場(インターバンク、リクイディティプロバイダー)にアクセス可能という意味です。多くのブローカーではトレーダーは市場にアクセスしておらず、ブローカーが内部で注文を処理しています。

NDDはノンディーリングデスクの略で、トレーダーの注文がブローカーによって約定拒否または約定遅延されることがないという意味です。ディーリングデスクとは、現在人力で行うことはありませんが、システムで自動的にブローカーに不利な約定を拒否したり遅延させるシステムを指し、マーケットメイキングとも言われます。

STPはストレートスループロセッシングの略で、ブローカーに邪魔されずトレーダーの注文は自動的に処理されるという意味です。

cTraderはこのすべてを満たしており、これすべてを満たしていないとECNにはなりえません。

ブローカーによる価格操作なし

指標発表時などにブローカーがレートを操作しないという意味で、これは非常にトレーダーに有利な環境です。米雇用統計発表時でもレートが止まらず、約定スピードも落ちません。

ただしECNでもスプレッドは広がりますし、流動性がなくなれば約定しなくなるので誤解しないように。

板情報が閲覧できる

板情報は現実に存在する注文を価格帯別に閲覧することができる機能です。市場取引である株取引などでは当たり前に存在するものですが、MT4ブローカーや国内の固定スプレッドブローカーでは見れませんよね。これは市場に繋がっていないからです。

VWAP(出来高加重平均価格)も市場取引では当然のようにあり、存在する最良の価格での約定が可能となり大きな注文でもブローカーはリスクを少なくすることができるのでcTraderではMT4と比較して大きな注文に対応可能です。

これらはDMA、NDD、STPそして真のECN環境であることを証明します。

チャートなどのデータをクラウド保存

cTrader標準機能、「cTrader ID」を使うと、クラウドにチャートのデータ、お気に入り通貨などを保存することができます。cTrader IDでログインすると普段とは違うパソコンまたはスマホでの利用、さらには別のcTrader採用ブローカーに移動しても同じ環境を簡単に再現することができます。

さらに、プライスアラート、約定通知や入出金完了通知、ロスカット通知をメールで送ることもできるようになります。

時間表記を日本時間に変更可能

cTrader上で表示される全ての時間を好きな時間帯に変更することができます。

cTrader時間設定

MT4はこれができないのですが、これってそんなに難しいことなんでしょうかね…

豊富な時間足とティック足

1分足から月足まで、さらにティック足まで豊富に用意されています。

cTraderチャートの時間足

複数の注文を同時に処理可能

実はMT4では同時に1つの注文しか処理することできません。そのため、全決済スクリプトを利用しても、一気に決済するというより順番に決済していくだけなので、全てを決済するまでかなり時間がかかります。

しかしcTraderは文字通り一括で決済可能なので、スリッページの発生などを抑え、有利な価格での決済が可能になります。

ワンクリック注文

cTraderのクイックトレードとは、ワンクリックまたはダブルクリックで注文可能な即時注文機能です。

cTraderクイックトレード

事前に決済指値と逆指値を設定可能で、毎回手動で決済注文を設定する手間を省くことができます。さらに許容スリッページの設定も可能で、0に設定することで不利な滑りを完全になくすことができます。

クイックトレード注文執行設定

予定損益を見ることができる

cTraderでは注文発注前でも、損益額が表示されます。MT4は表示されないのですごく不便です。

cTrader決済注文の設定

1つのポジションに対して取引量を増減させることが可能

FIFO注文のように、10万通貨の内2万通貨だけ決済したり、逆に2万通貨増やすことも可能です。マーチンゲール手法などで後からポジションを追加する場合も、1つにまとめることができるので管理が楽になります。もちろん1つにまとめないことも可能なので、非常に柔軟性があります。

通貨ペアのフィルタリング

気配値、保有ポジション、注文履歴などで簡単に特定の通貨を絞り込み、表示することが可能です。これができないMT4では、探しまわらないとダメなのでストレスです。

cTrader通貨検索と絞り込み機能

取引成績を見ることができる

口座の残高推移グラフとこれまでの取引の統計を詳細に見ることができ、成績を簡単に振り返ることができます。

cTrader取引成績

詳細な約定データが閲覧可能

約定時間は0.001秒単位で記録され、約定にかかった時間も見ることができます。スワップも発生ごとに金額を見ることが可能で、こういった透明性がcTraderの特徴です。

約定済み取引の詳細データ

カスタムインジケーター、自動売買(cBot)について

ここまで紹介したcTraderの機能は、すべて標準機能です。しかしcTraderでもカスタムインジケーターやプログラム(cBot)を利用することができます。

公式のcTDNというサイトでcTrader用のインジケーターや自動売買ソフトがユーザーにより公開されています。

cTrader用の便利なツール

MT4 to cTader trade copier
このプラグインをMT4とcTraderに導入することで、MT4からcTraderへトレードをコピーすることができます。

MQ4 to cAlgo Converter
MT4用のプログラミング言語からcTrader用のC#へ変換してくれるツールです。変換できないものもありますが、一度試してみるのもよいでしょう。

cTrader提供ブローカー

国内ブローカー

フォレックスクラウン
現在唯一の、国内業者でcTraderを提供する会社です。手数料無料のスプレッドマークアップ式。最大レバレッジは20倍。

海外ブローカー

FxPro
グローバルに展開する大手FXブローカー。最大レバレッジは500倍。サービス面では海外ブローカートップレベルなので色々な方にオススメできるブローカー。手数料は10万通貨あたり片道4.5ドル。

Axiory
日本語サポートも充実している人気上昇中のブローカー。2016年5月からcTrader口座の提供を開始。最大レバレッジ400倍で、手数料は10万通貨あたり片道3ドル。手数料が無料でスプレッドマークアップのスタンダード口座もあり。

Tradeview
ケイマン諸島のブローカー。そこそこ有名で日本語サポートもあり。手数料は10万通貨あたり片道2.5ドルとかなり安い部類。また、スプレッドも優秀でビットコインで入出金も可能な、今個人的注目しているブローカーです。

FIBO Group
英領ヴァージン諸島登記であれば日本人OK。日本語未対応。手数料制で10万通貨あたり片道3ドルとなっている。日本では知名度はないが営業はかなり長い。

MaxFX
無名だがキプロスのブローカーで日本語に対応している。最近手数料制に変更され、10万通貨あたり片道3.5ドルとなっている。レバレッジ500倍、原油や日経平均、さらにはアメリカとイギリスの株式CFDにも対応しており非常に取扱銘柄が多い。

以下、cTraderの提供を確認できたが日本人開設可能かは不明。

OctaFX
セントビンセントおよびグレナディーン諸島に登記するオフショアブローカー。日本語非対応。スプレッドマークアップ式で、USDJPYのスプレッドは1.0程度。

Trader’s Way
主要クロス円ペアのレートが4桁という珍しいブローカー。手数料制で10万通貨あたり片道3ドルと比較的安め。

以下、日本人は口座開設できないブローカー。

Pepperstone, ThinkForex, IC Markets, RoboForex