cTraderの板情報の見方と利用方法

このページではcTraderで見ることができる通貨ペアの板について解説します。

板情報とは

株取引をしたことがあれば一度は見たことがあると思います。チャートは価格の推移を見るものですが、板は価格と注文量を見るものです。

FXは板がないのではなく、取引所取引とは異なりブローカーが取引所の役割をしていると板情報を提供できないからあまり馴染みがありません。私設取引所であるECNであれば株と同じくFXでも板情報は提供可能です。

板の見方

cTraderの板は3種類あります。板は英語でDepth of Marketと言いDoMと略されるためこのページでもDoMと表記します。

VWAP DoM

cTraderの板VWAP DoM

VWAPは出来高加重平均価格の意味ですが、簡単に言えばロット数の異なる複数の注文の平均価格です。株では平均取得価額と言われているもので、特別難しいものではありません。

VWAP DoMでは指定したロット数に対するリアルタイムの約定価格を見ることができる機能です。要するにこの価格が約定価格になります。(スリッページが発生しないわけではありません)

左右に表示されているロット数は自分で編集することができ、そのまま発注することも可能です。

Standard DoM

cTraderの板Standard DoM

こちらは現在の市場の流動性を視覚的に見ることができます。その価格にどれくらいの注文が存在しているか、バーの大きさでも相対的な注文量を表しています。

Price DoM

cTraderの板Price DoM

これが一番株の板に近いです。現在の価格を中心に左右にそれぞれ置かれている注文が表示されています。クイックトレードをオンにしていれば指定したロットで指定した価格に注文を置くことができます。

FXは株と違い価格の変動が早いため狙った価格をクリックするだけでも大変です。

板の利用方法

板情報からワンクリックで注文できるのは当然ですが、板は他の市場参加者の注文を確認しながらトレードできるというものですが、個人的に実用性は全く無いと思っています。

なぜなら、ブローカーにより細かな価格は異なりますが、USDJPYやEURUSDであれば1000万通貨の取引でも1000通貨との取引価格の差は0.5ピップスくらいしかありません。

多くの個人投資家がそんな高ロットを取引しない上、仮に板を見ながら1000万通貨を注文したところで有利になることはありません。

現在cTraderはFIX APIに対応しているので、自前で用意したツールを利用して個人には想像もできないアルゴリズムトレードが存在しているのかもしれません。株では自動で見せ板を出したりすることがあるそうなので。しかし、少なくともFXにおいて、個人投資家が板を利用したからといって利益を出せるようになるということはないと思います。

では個人投資家にとって板情報の意味はというと、その存在に意味があると思います。真のECNであるには板情報は必須なので、cTraderで板が見れるということはECNであることを証明しています。

逆にMT4はECN用には作られていないので板はサポートしていませんし、多くの日本国内ブローカーでも板情報は提供されていません。

ということで、このページではcTraderの板情報の解説を行いましたが、全く意味がわからず使っていなくても問題ありませんという結論となりました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。